削らずに美しく、自然な笑顔へ──ラミネートべニアという選択肢

鏡を見るたびに、前歯の色や形が気になる。すき間や欠けた部分が気になって、人前で思いっきり笑えない。そんな経験はありませんか?

近年、美容や健康への関心が高まるなかで、「歯の見た目」を整える審美治療のご相談が急増しています。とくに人と対面する仕事をされている方や、結婚式やイベントなどを控えた方から、「短期間で、削らずに、自然な白い歯にしたい」といったニーズが寄せられます。

そのご希望に応える選択肢のひとつが、ラミネートべニアです。


ラミネートべニアとは?

ラミネートべニアとは、前歯の表面をわずかに削り、薄く加工されたセラミックシェルを貼り付けることで、見た目を整える審美治療です。いわば、歯の表面に貼る「つけ爪」のような役割ですが、その仕上がりは本物の歯のように自然で、きちんと噛むことも可能です。

特に武蔵小金井ハーヴェスト歯科・矯正歯科では、エナメル質を極力削らずに済むような**低侵襲型のミニマルプレパレーション(削除量の最小化)**を基本としています。


世界のトレンドは「なるべく削らない」へ

かつては、歯の形や色を整える際にクラウン(被せ物)を使うことが一般的でしたが、その場合は歯の全周を大きく削る必要がありました。現在、世界的な潮流は大きく変わり、「エナメル質をできる限り温存する」ことが審美治療の原則になりつつあります。

その中でもラミネートべニアは、条件さえ合えば非常に理にかなった方法です。適応症例としては、以下のようなケースが代表的です。

  • 前歯の色が気になる(ホワイトニングで改善しきれない変色)
  • すきっ歯(空隙歯列)を目立たなくしたい
  • 歯の先端がすり減っている
  • 軽度の歯並びの修正を希望している(大きな矯正が不要な場合)

ラミネートべニアの治療の流れ

  1. カウンセリングと診査
     まずはお口の状態を拝見し、べニアが適応かどうかを判断します。歯ぎしりや咬合圧が強すぎる方などには、別の治療を提案することもあります。
  2. デザイン設計と写真・模型資料の取得
     スマイルラインや唇とのバランス、顔貌全体の調和を見ながら、理想的な仕上がりを設計します。
  3. 必要最小限の表面形成
     歯の表面をわずかに研磨し、セラミックシェルの厚み分を確保します。無切削、あるいは0.3〜0.5mmの最小削除に留めます。
  4. 仮貼りと調整、最終接着
     一度仮着し、色味・形を確認したうえで本接着を行います。使用する接着材にもこだわり、経年での剥がれを防ぎます。

日本国内でも信頼される術者が増えている

このラミネートべニア治療について、日本国内でも高い審美意識をもつ歯科医師による臨床が進んでいます。その代表的存在の一人が、代官山アドレス歯科の大河先生です。著書のなかで繰り返し述べられているのは、「どんなに優れたセラミック材料でも、術者の設計と形成、技工士との連携が取れていなければ意味がない」という点です。

私たちも同様の考えのもと、歯科技工士と綿密に連携しながら、患者様お一人おひとりに合わせたオーダーメイドのラミネートべニアをご提供しています。


審美だけじゃない、健康にも配慮したラミネートべニア

べニア治療と聞くと「見た目だけ」と思われがちですが、当院では咬合(かみ合わせ)や歯肉との調和、清掃性にも配慮した包括的な設計を行っています。

歯の表面に貼るだけのように見えて、実際には微細な角度やエッジの厚み、歯肉との境目の段差が、その後の口腔環境に大きく影響します。適切な設計であれば、見た目の美しさと口腔内の健康を同時に守ることが可能です。


こんな方におすすめです

  • 自分の歯をなるべく削らずに、白く整えたい方
  • ホワイトニングでは効果が薄かった方
  • 長年のすき間や前歯の形を改善したい方
  • イベントや就職、結婚などで見た目を整えたい方

武蔵小金井で審美治療を検討中の方へ

武蔵小金井ハーヴェスト歯科・矯正歯科では、審美治療においても「見た目だけでなく、機能と健康のバランス」を重視しています。無理に治療をすすめるのではなく、まずは現状を一緒に確認しながら、選択肢をご提案することを大切にしています。

ラミネートべニアは、全員に適応するわけではありません。しかし、適した条件が揃えば、短期間で負担の少ない自然な口元を実現する力を持つ治療法です。

まずはご相談からでも構いません。ご自身の歯を大切にしながら、もっと自分らしい笑顔を目指したい方は、ぜひ一度、当院にお越しください。

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